■ 2008年度 理事長所信 ■

 

 

2008年度理事長 
合原 洋


1.はじめに


 戦後高度経済成長を遂げ急速に進化したこの国。物質的に恵まれ新たな進化を求められるが、なぜか社会の方向性がいまひとつ行き場を見失ったように思われます。これまでに於いて物質的な豊かさだけを目的とする事が、人々の生きがいとなってしまった為か、精神的な豊かさが乏しくなり、ひととの繋がりが希薄となったように思われます。その為、人としてのモラルの低下、凶悪犯罪の横行等が目に付くような混沌とした社会情勢となったのではないでしょうか。

 このような時代だからこそ、私たちが市民の先頭に立ち、明るい豊かな社会に向かって邁進しなければなりません。(社)日田青年会議所は昭和28年の創立以来その時代にあった地域のニーズを捉え、地域の先駆者としてまちづくりを行ってきました。

 そして創立50周年に於いては日田JC運動宣言「豊後の日田」づくりを掲げ、これまでの活動の基軸となってきています。本年もこの運動宣言をさらに意識し、この日田JCを進化させ、新たなまちづくりに取り組みたいと考えます。


2.これからのJC

 平成20年より公益社団法人改革が進められます。この法は施行より5年間の移行期間がありますが早い段階から「公益社団法人」取得に向けて(社)日田青年会議所の会計を大きく見直す必要があります。その為にも慎重な予算計画並びに財務管理をしなければなりません。

 しかしながらこれまでに行ってきた運動を変える必要はありません。JC運動は不変です。これまで以上に公益性を意識した事業展開をして頂きます。

 近年に於いて例会、事業の出席率の低下が見受けられます。今の経済情勢からみて仕方のない事であると捉えられるのかもしれませんが、これでは公益事業をする団体の役目を果たす事はできません。

 例会、事業に出席し日田JCが考えるJC運動に参画して頂く事が重要です。その為にもJCの魅力をメンバーが感じなければなりません。JCの魅力とは多々あるとは思いますが、その中で皆さんが共通するものは、ひとの魅力だと思います。

 大いにメンバーと膝を付け合せて語り合いお互いを理解し合って頂きたいと思います。その中でこのまちの未来や夢を語り合い活力あるJCにしていきたいと考えます。活力あるJAYCEEの志をひとつにし、大きなパワーを持って「豊五の日田」づくりに取り組みましょう



3.まちづくりについて

私たちが住むこの日田をこよなく愛するということは、一般市民の方々も変わりはありません。本当にこの日田に住んでいて良かった。このように思われるようにする為にも私たちJCが先頭に立ってまちづくりに一番力を注がなければなりません。

 日田JCはこれまでにその時代にあったいろいろなまちづくり事業を行って参りました。昨年に於いては日田市長選挙に於いてマニフェスト型公開討論会を開催し多くの一般市民の方々に来て頂き、私たちのまちづくりに対する想いを伝える事ができ、事業を成功する事ができました。

 JCしかできないのではなくJCだからできるという自信ある誇り高き事業を、時代の先駆者として新しい事業展開をこれからもしていかなければなりません。ただ行う事業ではなく意味のある事業を、きちんと市民に伝えて頂きたいと考えます。

 また青少年育成についても同じです。子どもは未来を担う宝です。子どもたちに夢や希望、そして豊かな心が育まれる様な活動を行って頂きたいと考えます。そして私たち大人も子どもたちに夢や希望を抱きたいと思います。

 この子どもたちが大人になり、この日田を愛する事ができれば都会に出たとしても必ずやこのまちに戻ってくることでしょう。若者が根付いたまちが実現できればこれまでに抱えている諸問題が解決できると思います。若者がこのまちに根付くようなまちづくりを考えていきましょう。



4.メンバー拡大について

 私たちJCは、市民の先頭に立って明るい豊かな社会を築くためにJC運動を繰り広げています。その運動は手法が違っても、その精神は今も昔もそしてこれからも変わらないと思います。

 この運動をこれから先続ける為にも、若き力をもつJCメンバーは必要です。その為にも会員拡大は重要であります。JCメンバーが減少すればこのまちを動かす力も弱くなります。「このまちの未来の為にもJCは必要だ。」この様な気持ちを持って全員でメンバー拡大に取り組んでいきましょう。


 しかしながらただ単に拡大するだけではいけません。JC運動のできる人材を育成する為にも拡大した後が大切です。新入会員に対しては特にメンバーが声を掛け合って次の時代を担うJCメンバーの育成に取り組んでいきましょう。


5.ブロック大会について

 本年度は第41回大分ブロック会員大会を日田JCが主管いたします。日田JCは第1回大会を主管して6回目の主管となります。現在の大会のあり方として公益性のある大会をする必要があり、この日田の地域に於いて大分ブロック協議会の大きな力を結集したものを発信することができます。

 このような機会に日田JCメンバーは一致団結して、私たちの日田を動かし、この大会を成功させて頂きたいと思います。最初に始まったブロック大会主管LOMであることを誇りに思い、大分ブロック協議会に向けては日田JCの力を発信していきましょう。



6.創立55周年について

 (社)日田青年会議所は昭和28年の大水害からの復興を機に創立され、これまでの55年間という長い月日に行われたJC運動は計り知れないものがあります。その長い年月の間に築き上げられた先輩達の功績がこの日田を変えていることを見ると、今私たちが行っているJC運動はこの日田を少なからず変えることができると確信いたします。

 これを踏まえると私たちメンバーは先人への感謝という心をもって、先輩達がこれまでに行ってきた功績を讃える必要があると思います。脈々と受け継がれ高い精神をもつ(社)日田青年会議所を先輩方と共に、晴れやかな記憶に残る創立
55周年を執り行いたいと考えます。



7.最後に

 JCの3信条は奉仕、修練、友情であります。この3信条の中で一番大切なのは奉仕であると私は感じています。世界中の人々全てが奉仕の心をもって行動していれば、必ずや明るい豊かな社会が実現できることでしょう。しかしながら奉仕は意識していてもなかなか行動することはできません。だからこそ私たちが率先してやるべきだと私は考えます。

 JC運動をする上で奉仕をする中に修練があり、そして仲間との友情が生まれると思います。JCの良い所として皆さん友情を挙げられると思いますが、その友情がなければ、修練ばかりを感じる事となり辛い思いをすると感じることでしょう。しかしその修練によって自分が成長するという事実もあります。

 JCの良い所はそれだけではありません。それは仲間と真剣に夢が語れるという事です。大いに皆さんと夢を語り合い、このまちの未来を創出していきたいと思います。


 全ての人々にこのまちに生まれて本当に良かった。そう思われるようにJAYCEEとしての誇りを持ち自信を持って行動して行きましょう。

2008年度 日田JCスローガン
誇り高きJAYCEE 自信ある行動がこのまちの未来を変える